面接試験で何が見られる?

今後の公務員として幅広く活躍する人材を見極めるためには、学力だけではなくより人物を評価するため面接試験のウエイトが高まっていることは明らかです。

しかし、面接官は面接試験で受験者のいったい何を、あるいはどこを見ているのでしょうか?

筆記試験と面接試験の違い

公務員試験には、択一式試験、記述式試験、論文試験、適正試験などの筆記試験と、面接試験の2つに大別できます。(体力検査を行なうところもある)

筆記試験では、学力は伺い知ることはできますが、人物としての評価はできません。しかも、筆記試験というのは「作られた自分」ということができます。筆記試験は準備さえすれば正答を導き出すことができるのですから、自分で勉強をして自分を作り出す。

一方で、面接試験は作られた自分ではありません。どんなに自分を作ろうと思っても、面接官には素のあなたを見抜かれてしまいます。その意味で、面接試験が最も受験生そのものを直接的に把握することができる試験であると言えます。

人物評価が重視される公務員試験においては、面接試験は欠かすことのできない試験となっているのです。

面接試験で見られること

面接官はどこを見ている

面接試験と言えば、面接官が何やら「メモを取っている」ことに、気が気でなかったという経験は誰でも持っているものです。

公務員試験において、面接官はどういったことを見ているのでしょうか?それがある程度分かれば、面接対策の突破口とできるはずです。

公務員試験で面接官が面接時に見る受験生の着眼点は、大きく以下の3つになります。

 1.人間性

筆記試験で知ることのできない人間性を面接によって評価しています。具体的な項目としては、話し方、話の内容、聞き方、表情、態度、服装など、その受験生が醸し出す情報が、人間性となって面接官に伝わることになります。

 2.公務員に向いているか

公務に携わる人間としての適正を、人物的な観点から見ています。具体的な項目としては、協調性、責任感、確実性などがあります。最近では、独創性といったことも求められる傾向にあります。

 3.熱意と意欲

本当に公務員になりたいのか、なぜ公務員を目指すのかといった志望動機などを見ています。志望動機の内容や話し方に、熱意や意欲があるか、説得力はあるか、これは実は面接官が最も知りたいことでもあります。

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